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『改訂第二版 雪崩リスク軽減の手引き』書籍版
¥1,980
日々、現場に入る実務者の視点から雪崩の危険をどのようにマネジメントすればよいのかを簡潔に整理したベストセラー書籍。2010年12月に東京新聞から初版が発行され、2017年12月に「増補改訂版」としてアップデート。そして2025年11月、版元が日本雪崩ネットワークに変わり「改訂第二版」として再度の増補改訂がなされた。改訂第二版では、雪崩の重大事故は「雪山経験の豊富な方が多い」という事実を踏まえ、事故の背景要因である認知バイアスやヒューマンファクターについて加筆されている。入門者からベテランまで必携の一冊。 出版社:特定非営利活動法人日本雪崩ネットワーク 著 者:出川あずさ・池田慎二 発売日:2025/11/1 判 型:B5 頁 数:112 ISBN:9784991447204 【目次】 第1章 雪崩の危険 1-1 雪崩を学ぶにあたり 1-2 ハザードとリスク 第2章 雪崩現象 2-1 雪崩とは 2-2 面発生雪崩 2-3 点発生雪崩 2-4 雪崩の発生 2-5 誘発の仕組み 2-6 雪崩の運動 2-7 雪崩の大きさ 第3章 雪崩地形 3-1 雪崩地形とは 3-2 発生区の見極め 3-3 発生点となりやすい場所 3-4 走路と堆積区 3-5 地形の罠 第4章 山岳の積雪 4-1 降雪 4-2 積雪 4-3 積雪の変態 4-4 積雪の多様性 第5章 雪崩ハザード評価 5-1 雪崩ハザード評価の概念 5-2 データ採取・雪崩 5-3 データ採取・積雪 5-4 データ採取・気象 5-5 留意すべき雪崩 5-6 不安定な積雪構造のパターン 5-7 雪崩ハザード評価の実際 5-8 雪崩情報の利用 第6章 安全な行動 6-1 グループと山行計画 6-2 ツアーでの地形評価 6-3 安全な移動 6-4 滑走者の行動 6-5 登山者の行動 第7章 捜索と救助 7-1 サバイバル 7-2 仲間による捜索 7-3 雪崩ビーコン 7-4 プローブ 7-5 掘り出し 7-6 救助に向かうとき 第8章 経験を積むために 8-1 意志決定のトライアングル 8-2 経験とバイアス 8-3 ヒューリスティクスと集団思考 8-4 不確実性とバイアス 8-5 状況認識と意思決定 8-6 雪崩の発生可能性と経験 8-7 インシデントへの対処 8-8 経験は悪い判断から 8-9 Think SNOW 付録 A-1 雪崩インシデント報告フォーム A-2 フィールドでの気象観測 A-3 積雪断面観察 A-4 コンプレッションテスト A-5 破壊の特徴 A-6 エクステンデッドコラムテスト A-7 ルッチブロックテスト A-8 情報整理シート A-9 ICS現場指揮ノート
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Field Book
¥2,200
耐水素材である「ユポ」を使用して作られた野帳。日本雪崩ネットワークが主催する現場実務者(山岳ガイドやスキーパトロールなど)を対象とした専門講習会「雪崩業務従事者レベル1・レベル2」で使用。また、一般の経験者対象の雪上講習会である「ASC:アドバンス・セイフティキャンプ」でも配布され、その利用の仕方が教授されている。2025年11月にアップデートされ、これまでのものより幅が少し狭くなり、ポケットへの収納がしやすくなった。また、データ評価の定義区分や日本雪崩捜索救助協議会が進めるICS(インシデント・コマンド・システム)の概念に基づく現場指揮ノートなども追加された。現場プロからグループリーダーまで責任ある立場の人には必携のノート。 判型:B6変形(182 mm×105 mm) 頁数:80頁 発行:日本雪崩ネットワーク contents ❄気象観察・シンボル一覧 ❄フィールド気象観察 ❄雪崩観察 ❄積雪観察 ❄定点気象観察 ❄積雪観察・説明 ❄雪崩観察・説明 ❄ハザード区分・雪崩の可能性 ❄雪崩地形曝露スケール ❄ノート ❄ICS現場指揮ノート ❄仲間による捜索 ❄フラッグによる現場目印 ❄雪質・シンボル一覧
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